先日 夕飯を作っていると
なにやら外が騒がしい
外に出てみると、子供たちが橋のたもとで
ワイワイガヤガヤ
そうか
ホタルが飛ぶ時期なんだなと思い
昔を思い出した
娘が小さな頃 お手紙をくれた
今晩 ホタルを見に行きませんかと
書いてあった
夕飯の片付けは手伝うからと
嬉しかったのに なぜか その時は
忙しく ホタルが飛ぶ時間は
とうにすぎていた
娘は また手紙をくれた
いいよ もう来年でと 怒った手紙
心の中で ごめんねと謝った
あれから 一緒にホタルを見にいかないまま
娘は成長し
今はもう一緒に行こうとは言わなくなった
あの幼い日の 私を頼っていた娘は
今は 1人でもちゃんと行動できる大人に
なった
さみしくなった
息子は 高校生の反抗期だった頃
すっかり会話がなくなっていた
必要なことしか話さない
ある晩 携帯の着信がなり 出ると息子だった
お母さん ホタルが飛びよるよ
わざわざ教えてくれたのだ
つっぱっていても やはりまだ子供
純粋なところが残っていたんだと
嬉しくなった
そんな息子ももう大きくなった
無事 成長してくれてありがとう
たくさんの思い出をありがとう
なーんてまだ2人とも 家にいるんですけどね
ホタルをみて 感傷にひたっちゃいました
ホタルの命は短いんですよね
大切に 大切に 感動をありがとう
ホタルさん